パン作りの基礎知識

パン作り 一次発酵とは

発酵とは、イーストが生地の中で糖を栄養としてガスを発生させ、それによって生地が膨らむこと。

パンの発酵には一次発酵と二次発酵があります。ここでは一次発酵についてのご説明です。

私はホームベーカリーを使って、捏ねから一次発酵終了までを行っていますが、オーブンの発酵機能を使ったり、室温が25度以上あれば、時間はかかりますがお部屋に置いておくだけでもOK。

 

*一次発酵の目的*

一次発酵の目的は、パン酵母にとって心地よい環境をキープし、パン生地をより膨らませるようにすること。

また、イーストが発するアルコールや酸によって、パン独特の香りや風味を生み出す役割があります。発酵時間が長くなるほど風味は強くなりますが、アルコール臭がきつくなったり、パサつきの原因になりますので、見極めが大切です。

 

*一次発酵ができたかの確認方法*

発酵が足りないと、小さくて焼き色が悪いパンが出来上がります。一次発酵できたか確かめる方法をフィンガーテストといいます。

生地が二倍位に膨らんだら、人差し指に強力粉をつけて、生地に第二関節くらいまでゆっくり突き刺してみます。

指穴が元に戻らず、押した部分がくぼんだままなら、発酵完了。指穴が閉じてしまうようなら発酵不足なので、さらに発酵を続けます。

逆に指穴の周囲にしわができたり、指を入れると生地がつぶれてしまうようなら発酵のしすぎ、過発酵です。過発酵になるともうどうにもできないので、薄くのばしてピザにしてしまうのがオススメです。

 

次の工程は、ガス抜き。

 

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suzuhamama
はじめまして、mikiです^^ 2017年夏と2020年夏生まれの姉妹のママです。 食べることが大好きで、娘が生まれるまではB級グルメからカフェやスイーツにパン、たまに頑張って高級店まで幅広く食べ歩いていました♪ 出掛けなくても美味しいものが食べたい、毎日のごはんやおやつの時間を簡単に楽しくしたい、という気持ちと食い意地の記録をしていきます。 日々のおやつやごはんにパン、育児のちょっと役に立つ情報から、日常のどうでもいいことまで、ゆるくアップしていきます。 温かく見守っていただけると嬉しいです。

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